2018-10-02

 

2018/10/02

バスの中。初めて4列シートの夜行バスに乗った。隣には誰もいない。秋、月の始まりの平日にお腹に向かう人々。席は埋まらず隣は空席だ。ゆったりと座れて3席よりいいかもしれない、そう思った矢先に事件は起こる。シャーっと、カーテンを開ける同世代の女の子。夜行バスに乗ったことがないのか、それとも4列シートには常識が通じないのか…。唖然としつつ消灯までには閉めるだろうという期待を胸に持ち込んだ江國香織の薔薇の木枇杷の木檸檬の木を読む。2週目。江國香織の作品は好きな癖になかなか何週もできずにいる。読むと疲弊してしまうのだ。でもそのわりに、すらすらと読めてしまう。消灯の時間になってもカーテンを閉めないで彼女と自律神経を戒めるかのような等間隔の気持ち悪い照明に嫌気がさし、注意をしてしまった。私の心の狭さに今日も悲しくなった。注意したところ顰めっ面で閉めてくれたが、なんと繋ぎ目のボタンをしめないのだ!絞めなくては意味が無い。というかそれ以前にまだ3分の1ほど思いっきりあいてるではないか!自律神経が壊れているだけあって発汗とイライラで頭がおかしそうになった。乗車中の問い合わせフォームに連絡したところ次の休憩まで注意できないらしい。これ以上目くじらをたてるのもどうかと思うし、私は長い1時痕を過ごすことになるようだ。最近気づいたことなのだが私はどうやら完璧主義者らしい。それも自意識が高く自己満的な。自分が守っている社会や世間のルールを守らない人が苦手なのだ。私は列があれば並ぶし、アナウンスのルールにも従う。それが出来ない人が、態とかもしれない。しない人が苦手なのだ。あと、最近は音に過敏に反応するようになった。それはスプーンを落とす音だったり、何かが鳴ったり、予想外の見てないところでなる音が苦手なのだ。それに、最近は以前より沸点が低くなった、怒りやすくなったように感じる。それはもともと低かった沸点がさらに低くなってるためそれはもうすぐのことできれるようになった。例えば汗だらけの腕でぶつかられた時。スプーンを落とされた時。私が、私の予想しない失敗をしたりものを落とした時。そろそろこれが治って欲しい。